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雲を凌ぐ温泉の誕生
先人たちの大いなる情熱
昭和34年5月3日、十勝岳の地図を作成するため
測量中だった創業者の會田久左エ門は、
旧噴火口で泉源を発見しました。
そのすぐ翌年6月から本格的に温泉掘削に着手し
3ヶ月後には湯温43℃、
毎分250リットルの湯元を確保。
ただちに温泉宿の建設に取り掛かったものの、
当初、資材は全て山道を人間と馬だけで手運びで、
1日何度も運び上げていました。
その後上富良野駐屯地の自衛隊・山崎隊長指揮のもと
刈り分け道路が昭和36年に完成した後、
行政の支援もあり本格的な道路が進められたことが、
十勝岳温泉誕生の最初の足跡です。
宿の建設と同時進行された源泉配管工事は
湯元からの1.6kmをビニール管で
岩や崖に固定していき、
とてつもない人員と労力を費やしたものでした。
昭和37年8月に会社設立し、翌年38年7月に温泉宿を開業。「雲を凌ぐ宿」という意味で、
『凌雲閣』と名付けられ、今日に至ります。
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